2022年03月07日
結婚式に合うおすすめ曲100選|人気のおしゃれな曲をシーン別で紹介
結婚式においてBGMは、感動的な雰囲気を作り、祝福ムードを高める大切な要素です。しかし、いざ決めようとすると「たくさん曲がありすぎて迷ってしまう」という方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、曲決めの基本的なポイントや注意点を解説したうえで、結婚式に合うおすすめ曲をシーン別に100選紹介します。理想のイメージに合ったすてきな曲を選び、結婚式を盛り上げましょう。
※流せる曲の種類や曲を流すタイミング、曲の持ち込み可否などは結婚式場によって対応が異なるため、直接問い合わせが必要です。
結婚式|曲決めの基本とポイント
まずここでは「いつから選曲を始めればよいのか」「何を基準にどのようにして決めるのか」といった、曲決めの基本を紹介します。結婚式の準備にはあらゆる工程がありますが、曲決めの作業は想像以上に時間を要する場合があるため、計画的に始めることが大切です。基本のポイントを押さえて、スムーズに選曲を進めましょう。
選曲はいつから始める?
余裕をもって3か月~4か月前から少しずつ曲選びを始め、結婚式の1か月前くらいには全ての曲を選び終えるのが理想です。最初はざっくりとおおまかに考えるだけでも構いません。結婚式前は何かとバタバタするため、早めに選曲を始めておくと後から慌てずに済みます。結婚式のテーマやプログラムの内容が固まったら、そのイメージに合う候補曲をあげていきましょう。
曲を流すタイミングは?
結婚式では、曲を流すタイミングがたくさんあります。曲決めをする前に、まずはどのようなシーンで曲が必要となるのか把握することが大切です。曲を流すタイミングはプログラムの内容によって異なりますが、以下に主なシーンをまとめました。
・新郎新婦入場
・乾杯
・食事開始&歓談
・ケーキ入刀
・中座
・お色直しの再入場
・テーブルラウンド
・花嫁の手紙
・花束贈呈
・新郎新婦退場
・エンディングムービー
曲の決め方は?
結婚式の曲は、プログラムの内容やそれぞれのシーンの雰囲気に合わせて選曲するのが基本です。例えば、乾杯や食事・歓談中、ケーキ入刀といった明るく楽しい場面では、テンポがよくてポップなイメージの曲がマッチします。花嫁の手紙朗読・花束贈呈といった感動的な場面では、落ち着きのあるしっとりした曲が合うでしょう。
結婚式のテーマが明確になっていると、選曲もスムーズに進みます。「ロマンティックでムーディーな感じ」「みんなが楽しめる明るい雰囲気」といった結婚式のコンセプトを先に決め、そのコンセプトに沿った曲を選ぶのがおすすめです。なお、結婚式場が曲リストを準備している場合もあるため、まずは担当者に確認してみましょう。
結婚式の曲決めで注意すること
結婚式では、ただ好きな曲を自由に流せばよいというわけではありません。最適な曲を選んですてきな演出をするために、気を付けたほうがよいポイントがいくつかあります。ここでは、結婚式の曲決めの注意点を確認しておきましょう。
会場の担当者との打ち合わせは念入りに
結婚式の曲決めでは、会場の担当者としっかり打ち合わせをして、理想の演出を具体的に共有することが大切になります。例えば入場のシーンなら「この曲のここ部分でドアを開けてもらいたい」「会場の中央にたどり着いたとき、曲のサビ部分が流れるようにしてほしい」など、希望を細かく伝えておくのがおすすめです。可能であれば、流したい曲を聴きながら打ち合わせをすると要望が伝わりやすいでしょう。
流せる曲の種類や音源の持ち込みの可否、使用できるメディアの形式などは結婚式場によって異なります。早めに会場の担当者に確認し、条件を把握しておくことが重要です。
結婚式の曲の著作権について理解する
市販されている曲は著作権法で保護されており、作詞者・作曲者に与えられる「著作権」や、著作物を世に伝えるうえで重要な役割を担う歌手・アーティストやレコード会社などに与えられる「著作隣接権」という権利が存在します。結婚式で曲を流す際は、この著作権と著作隣接権に関わる「演奏権」「複製権」の理解が必要です。
・「演奏権」……著作物(曲)を演奏したり流したりする際に許可が必要
結婚式で市販の曲を流す際は、著作権管理事業者(JASRAC等)に許可をとらなければなりません。ただし、多くの結婚式場ではあらかじめ著作権管理事業者と契約を結んでいるケースがほとんどです。例えば、JASRACと契約済みの結婚式場を利用する場合は、JASRACが管理している曲であれば自由に使用できます。
「複製権」……著作物(曲)をコピーしたりムービー作成に利用したりする際に許可が必要
結婚式では「複数の曲を1枚のCDにまとめる」「演出用のムービーのBGMに市販の曲を使用する」場合、著作権者と著作隣接権者の両方の承諾が必要です。この利用手続きを一括して代行する「ISUM」という団体があり、ISUMに加盟している結婚式場や制作会社に依頼すれば複製利用が可能になります。まずは結婚式場の担当者やプランナーに相談してみましょう。
著作権フリーの曲をそのまま流すのであれば、手続きは必要ありません。「絶対にこのアーティストの曲を流したい」というこだわりがない場合は、著作権フリーのBGM素材サイトから探してみるのも手です。
歌詞の内容を確認する
結婚式では感動的なムードを高めるために、ロマンティックな恋愛ソングを使用することが多いようです。ただし、心を揺さぶる人気の恋愛ソングには、別れ・失恋・片思いといった、切ない内容が歌われているものもたくさんあります。結婚式にふさわしくない曲を選んでしまわないよう、気になる曲は歌詞の細部にまで目を通し、内容を理解しておくことが大切です。
【シーン別】結婚式におすすめの人気曲リスト100選!
ここからは「入場」「乾杯」「ケーキ入刀」など、シーン別におすすめの曲を紹介します。結婚式で選ばれる人気曲を邦楽・洋楽・クラシック・ディズニーから全部で100選ピックアップしました。2人が思い描く理想のイメージに合うものがあるかどうかみてみましょう。
※実際に曲が使えるかどうかは、結婚式場に直接お問い合わせください。
入場
入場はゲスト全員の注目を一気に集める大事なシーンです。高揚感のある曲やドラマティックで感動的な曲など、ゲストのワクワクドキドキする気持ちを高めるような曲がマッチします。
【邦楽】
・「CAN YOU CELEBRATE?」安室奈美恵
・「やさしさで溢れるように」JUJU
・「Butterfly」木村カエラ
・「One Love」嵐
・「Story」AI
・「アイシテル」シェネル
・「恋」星野源
・「愛をこめて花束を」Superfly
【洋楽】
・「Just The Way You Are」Bruno Mars
・「Love Story」Taylor Swift
【クラシック】
・「結婚行進曲」メンデルスゾーン
【ディズニー】
・「Beauty and the Beast」Ariana Grande, John Legend(美女と野獣)
乾杯
乾杯シーンはパーティーの始まりを彩る華やかな曲がおすすめです。ノリが良く親しみやすい曲を流すと、会場が一気に盛り上がります。
【邦楽】
・「I LOVE…」Official髭男dism
・「All Good Ska is One」東京スカパラダイスオーケストラ
・「Ki・mi・ni・mu・chu」EXILE
・「Happiness」嵐
・「POP STAR」平井堅
・「ミラクル」miwa
・「世界はそれを愛と呼ぶんだぜ」サンボマスター
・「恋におちたら」Crystal Kay
【洋楽】
・「Raise Your Glass」P!nk
・「Shake It Off」Taylor Swift
【ディズニー】
・「Under the Sea」平井大(リトル・マーメイド)
・「Be Our Guest」Angela Lansbury, Jerry Orbach(美女と野獣)
食事開始・歓談
ゲストが食事を思う存分楽しめるよう、リラックスしやすい穏やかな曲を選ぶのが基本です。楽しい歓談の邪魔になるような激しい曲やしんみりしすぎる曲はあまり向きません。
【邦楽】
・「シアワセ」aiko
・「CHE.R.RY」YUI
・「ヒカリノアトリエ」Mr.Children
・「ひまわり」葉加瀬太郎
・「Slow & Easy」平井 大
【洋楽】
・「I’m Yours」Jason Mraz
・「Wild Child」Enya
・「Can’t Stop the Feeling!」Justin Timberlake
【クラシック】
・「花のワルツ」チャイコフスキー
【ディズニー】
・「So Close」Jon McLaughlin(魔法にかけられて)
ケーキ入刀
ケーキ入刀は結婚式で一番盛り上がるシーンといっても過言ではありません。明るくテンポのよい曲やドラマティックなラブソングなど、幸せムードを高める華やかな曲がおすすめです。
【邦楽】
・「うれしい!たのしい!大好き!」E-girls
・「ベイビー・アイラブユー(English ver.)」 シェネル
・「気まぐれロマンティック」いきものがかり
・「あなたに恋をしてみました」chay
・「君が好き」Mr.Children
【洋楽】
・「I Really Like You」Carly Rae Jepsen
・「Treasure」Bruno Mars
・「Mine」Taylor Swift
【クラシック】
・「結婚行進曲」メンデルスゾーン
【ディズニー】
・「Ever Ever After」Carrie Underwood(魔法にかけられて)
・「Try everything」 Shakira(ズートピア)
中座
結婚式の中座とは、お色直しをするために新郎新婦が一時的に席を外すことをいいます。エスコート役のゲストと一緒に退席する場合は、そのゲストに合った曲を選ぶとよいでしょう。
【邦楽】
・「ありがとう」いきものがかり
・「My Best Of My Life」Superfly
・「やさしさに包まれたなら」松任谷由実
・「LOVE LOVE LOVE」井上苑子
・「花束を君に」宇多田ヒカル
・「マリーゴールド」あいみょん
・「にじいろ」絢香
【クラシック】
・「主よ、人の望みの喜びよ(Jesu, Joy of Man’s Desiring)」バッハ
再入場
お色直しをした新郎新婦が再登場し、会場の雰囲気が変わるシーンです。華やかでインパクトのある曲やこれまでとは違った印象の曲、お色直しの衣裳にマッチした曲を選んでみてはいかがでしょうか。
【邦楽】
・「シンデレラガール」King & Prince
・「永遠」BENI
・「家族になろうよ」福山雅治
・「アイノカタチ feat.HIDE(GReeeeN)」MISIA
【洋楽】
・「Good Time」Owl City & Carly Rae Jepsen
・「What Makes You Beautiful」One Direction
【ディズニー】
・「A Whole New World」Regina Belle & Peabo Bryson(アラジン)
テーブルラウンド
テーブルラウンドとは新郎新婦が各テーブルに回り、ゲストとコミュニケーションをとる演出です。テーブル数が多ければテンポよく回れる軽快な曲を、テーブル数が少なくゆったりと進むときは落ち着いた曲を選ぶとよいでしょう。
【邦楽】
・「キミがいる」いきものがかり
・「Love so sweet」嵐
・「宿命」Official髭男dism
・「Darling」西野カナ
・「SUN」星野源
【洋楽】
・「Kiss You」One Direction
・「Stay Stay Stay 」Taylor Swift
手紙
花嫁が両親に向けて手紙を読むシーンは、ゲストの涙を誘う感動的な時間です。花嫁の声を邪魔しないようにするには、お気に入りの曲のオルゴール音楽や、しっとり落ち着いた洋楽を採用するのがよいでしょう。
【邦楽】
・「未来へ」Kiroro
・「糸」Bank Band
・「手紙 ~愛するあなたへ~」クリス・ハート
・「ママへ」AI
・「父母唄」GReeeeN
・「手紙」back number
【洋楽】
・「Mama’s Song」Carrie Underwood
・「The Rose」 Bette Midler
花束贈呈
両親への花束贈呈シーンには、ドラマティックで感動的な曲がマッチします。今まで育ててくれた感謝の気持ちが伝わる曲がおすすめです。洋楽の場合は、優しいメロディーが魅力のバラード曲や、神聖で幻想的な雰囲気の曲を選んでみてはいかがでしょうか。
【邦楽】
・「心を込めて花束を」サザンオールスターズ
・「みんな空の下」絢香
・「ありがとう」大橋卓弥
・「ありがとう」FUNKY MONKEY BABYS
【洋楽】
・「Slow Down」Nichole Nordeman
・「The Gift」Blue
・「You Raise Me Up」Celtic Woman
退場
新郎新婦の退場は結婚式を締めくくる大切なシーンです。自分たちらしさが表現できる曲を選び、ゲストの心に残るエンディングを飾りましょう。
【邦楽】
・「Beautiful World」V6
・「STARS」Superfly&トータス松本
・「不思議」星野源
・「瞬き」back number
・「Dear Bride」西野カナ
・「WINDING ROAD」絢香×コブクロ
【洋楽】
・「If I Ain’t Got You」Maroon5
・「Happy」Pharrell Williams
【ディズニー】
・How Does A Moment Last Forever /Celine Dion(美女と野獣)
エンディングムービー
エンディングムービーは新郎新婦が退場した後に流す人気の演出です。心温まる感動的な曲を使用すれば、最高にすてきなフィナーレが迎えられます。
【邦楽】
・「115万キロのフィルム」Offcial髭男dism
・「Wherever you are」ONE OK ROCK
・「365日」Mr.Children
・「ありがとうの輪」絢香
・「Family Song」星野源
・「輝く月のように」Superfly
【洋楽】
・「Love Story」Matt Cab
・「Thinking Out Loud」Ed Sheeran
・「Beautiful In White」Shane Filan
・「Lift Me Up」The Afters
結婚式の曲決めはとても重要!心に残る選曲をしよう
結婚式の曲は、式の3か月〜4か月前から少しずつ選び始めるのがおすすめです。まずは曲が必要になる場面を把握し、プログラムの内容に合わせて選曲していきましょう。流せる曲の種類や使用できるメディアの形式は結婚式場によって異なるため、早めに会場の担当者に確認することが大切です。
ブラナビ+の無料相談カウンターでは、挙式のスタイルや準備の進め方、予算の考え方など、ウエディングに関するさまざまなご相談を受け付けています。曲や演出、プログラムの内容についてのご質問もお気軽にお尋ねください。プロのアドバイザーの力を借りることで、スムーズに準備が進められ、理想の結婚式が叶います。
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