2022年08月29日
結婚式に参列するときの髪型は?マナーやおすすめヘアアレンジを解説
ご親戚やご友人などの結婚式に招待された場合、服装や髪型に悩む方も多いのではないでしょうか。結婚式に参列する際は、服装はもちろんヘアスタイルのマナーも守りながら、おしゃれを楽しむ必要があります。
今回ご紹介するのは、結婚式参列時におすすめの髪型やマナーです。結婚式のヘアアレンジのポイントを、髪の長さ別にご紹介していますので、ぜひ参列時の参考にしてください。
目次 [非表示]
これはNG!結婚式の髪型に関するマナー
結婚式におすすめの髪型をご紹介する前に、まずは結婚式のNGヘアを確認しましょう。マナー違反な髪型で参列すると、主役である新郎・新婦の妨げになったり式の雰囲気を壊してしまったりすることにもなりかねません。
ダウンスタイル・セットをしていない髪型
セットをしていないダウンスタイルがNGな理由は大きく2つで、1つは清潔感に欠けてしまう点です。食事の際やお辞儀をする際に顔に髪がかかると、あまり清潔な印象にはなりません。
また、もう1つの理由として「特別感が薄れる」ということが挙げられます。お祝いの場には各々特別な服装・髪型でやってきますが、何もセットをしない髪型では「晴れの日を楽しみに準備をしてきた」という雰囲気が足りないと思われかねません。
以上2つの理由から、髪の長さがミディアム以上の方はヘアセットを行っていくことをおすすめします。きちんとセットしてあればハーフアップでの参列も可能ですが、ロングヘアの方はより清潔な印象になるようアップスタイルにするとよいでしょう。
派手過ぎる髪型
参列時のヘアセットに明確な決まりはありませんが、派手すぎる髪型は避けたほうが無難です。結婚式の主役は新郎・新婦ですので、参列者が主役より目立つのはマナー違反にあたります。
おめでたい場でしかできない髪型やおしゃれを楽しむのは悪いことではありませんが、TPOをわきまえ、ヘアスタイルを決めることも大切です。
生花やファーを使ったアレンジ
生花やファーを髪飾りにするとより華やかな印象になりますが、これらを使用したアレンジも、参列時の髪型としてはNGです。生花を使用したアレンジは新婦が行うことも多く、結婚式においては「新婦の特権」ともいえます。
また、ファーや皮などでできたヘアアクセサリーは動物の「殺生」を想起させる、縁起の悪いアイテムです。冬場の結婚式に向いているように思えますが、おめでたい場にふさわしくないので避けるようにしてください。
大きすぎるヘアアクセサリー
生花や皮などだけでなく、大きすぎるヘアアクセサリーも、結婚式に参列する際にはつけることを控えましょう。大きなヘアアクセサリーは周囲から注目を浴びる可能性が高く、新婦よりも目立ってしまうかもしれません。
パールのバレッタや小ぶりな花のヘアアクセサリーなどは、さりげなくヘアアレンジを引き立ててくれるのでおすすめです。
ちなみに、ティアラや花冠は新婦が使用することが多いので、大きさに関わらずつけないようにしてください。
髪色にも注意
結婚式に参列するからといって、目立たない暗い髪色にする必要はありません。しかし、複数の色が混ざっているような奇抜な髪色は、悪目立ちしてしまうこともあります。
また、根本の伸びてきた部分と染まっている部分の色が異なるいわゆる「プリンヘア」も、あまりにも色が違いすぎると清潔感がなく、お祝いムードを壊してしまうことも。
参列者としてふさわしい髪色はどういったものかを考えること、それにあてはまらない場合は結婚式の前に髪を染めることも、忘れないようにしましょう。
結婚式に参列する場合の定番の髪型は?
ここからは、結婚式に参列する際の定番の髪型をご紹介します。基本となるのは「ハーフアップ」と「アップスタイル」の大きく2種類です。
また、清潔感と個性を意識した「ローポニーテール」も、昨今のトレンドとして人気を集めています。
ハーフアップ
セットをまったくしていないダウンスタイルはNGですが、髪の半分アップに、半分おろしたハーフアップは結婚式の定番ヘアだといえます。まとまりすぎず柔らかな仕上がりになるハーフアップは、女性らしい印象にしたい場合に最適です。
また、前髪も含めてアレンジすれば顔周りをすっきりとさせ、大人っぽくなります。前髪を残し、ウェーブやおくれ毛などでふんわりとセットすれば、お姫様のような可愛らしい仕上がりになるでしょう。
アップスタイル
全ての髪をすっきりとまとめるアップスタイルは、ハーフアップよりもさらに豊富なアレンジが可能です。アップスタイルもまとめ方によって印象が大きく変わります。
シンプルにまとめ上げれば清楚な仕上がりに、ナチュラルスタイルにおくれ毛などで遊びを加えれば大人な印象になるでしょう。また、まとまりがあるなかにもふんわりとした遊びを加えれば、華やかさを演出できます。
ローポニーテール
昨今人気が高いローポニーテールは、髪の毛を低い位置でまとめたものです。くるりんぱや編み込みなどを加え、シンプルながらも個性を最大限に発揮してくれます。
長さが生きるポニーテールの方に特におすすめで、髪の毛のなかにリボンを編み込む、ヘアピアスをつけるなど、ヘアアクセサリーのバリエーションも豊富です。
長さ別!結婚式でおすすめの髪型やポイント
結婚式の髪型を決める場合、まず注目したいのが「髪の長さ」です。理想のヘアスタイルがあっても長さが足りなければ思ったような仕上がりにはなりません。
現在の髪の長さに合う髪型にはどのようなものがあるのかを知り、できるヘアアレンジを検討しましょう。髪の長い方は、理想のヘアスタイルになるよう事前に髪を切って調整することも大切です。
ショートヘアにおすすめの髪型
ショートヘアはどういったアレンジをするにも、長さが足りない可能性が高いです。アレンジが難しいので、無理にヘアセットをする必要はありません。スタイリング剤を使用しながらすっきりとまとめるだけでも、髪にツヤが出て清潔感を与えられます。
「何かしらアレンジをしたい」という方には、前髪を編み込む、ヘアピンを使用してまとめるなどの髪型がおすすめです。ショートヘアの方はちょっとしたアレンジやヘアアクセサリーの工夫でも、個性を十分に発揮できるでしょう。
ボブにおすすめの髪型
ショートヘアおりやや長めのボブヘアは、アップスタイルにするには長さがやや足りません。ボブの方におすすめしたい髪型は、ハーフアップです。ハーフアップといってもさまざまなアレンジがあるので、輪郭の形や髪の量、参列時の服装、使用するヘアアクセサリーなどでどのようなアレンジにするかを決めましょう。
編み込みは顔周りをすっきりとさせ、明るい印象に仕上がります。また、くるりんぱなどを取り入れながらゆるふわに仕上げれば、かわいらしさを引き立たせることが可能です。
ミディアムにおすすめの髪型
肩や鎖骨くらいまでの長さのミディアムヘアは、ある程度の髪の長さやボリュームを確保することができます。よって、ハーフアップ、アップスタイルのどちらのヘアアレンジも理想に近い形で仕上げることができるでしょう。
アップスタイルは、高めの位置にするにはやや長さが足りない場合もあります。低めの位置でまとめて大人っぽさを演出するのがおすすめです。ハーフアップはボリュームを生かした仕上がりにすると、華やかさを出すことができます。
ロングヘアにおすすめの髪型
ロングヘアはアレンジの幅が最も広く、アップスタイルやハーフアップはもちろん、シニヨンや編み込み、流行のローポニーテールなどさまざまな髪型にすることができます。ぜひ「この髪型にしたい」という候補を挙げ、ご家族や友人、美容師さんなどに相談しながら似合いそうなものを選んでみてください。
ただし、ロングヘアはアップスタイルにすると華美になりすぎてしまう、ハーフアップでは清潔感に欠けてしまうといった可能性もあるため注意が必要です。お祝いの場にふさわしく主役が引き立つヘアアレンジを楽しむことを忘れず、また長すぎる場合には事前にカットしておくことも視野に入れておきましょう。
結婚式の髪型はヘアアクセサリーで工夫を
結婚式に参列する際には、髪型やトータルコーディネートをよりよくするためにヘアアクセサリーも工夫をしましょう。華美すぎるものや大きすぎるもの、ティアラや生花などはNGですが、バレッタや造花、ヘアピアス、リボンなどヘアアクセサリーの種類はさまざまですので、個性を出したりアクセントを加えたりするのに最適です。
服装は和装か洋装か、どんな色かなどを事前に把握し、それにマッチしたヘアアクセサリーを選ぶと、統一感が出ます。髪型を決めるより先に、服装とヘアアクセサリーを決めておくと、全体のイメージがつかみやすく、どういったヘアアレンジにすると全体のバランスがよくなるのかが見えやすくなります。
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