2022年01月06日
結婚式の費用はいくら?内訳や自己負担額を知って安心して結婚式の日を迎えよう
結婚式を挙げるためには、挙式費用や披露宴費用など多くの費用が発生します。これから結婚式を考えているカップルであれば、いくらお金を準備しなければならないか不安なのではないでしょうか。
そこでこの記事では、結婚式の費用平均や内訳、自己負担額などを紹介します。費用について正しく理解することで、計画的に準備できるでしょう。節約術も3つ解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次 [非表示]
1.結婚式の費用はいくら?平均・内訳をチェック!
結婚式の日を迎えるにあたり、多くのカップルが「費用」に関心を寄せます。引っ越しや結納などの出費がかさむため、具体的な金額を把握しておきたいものです。ここでは、結婚式の費用平均と内訳について紹介します。
結婚式の費用平均
結婚式の費用には大きく分けて、固定費と変動費があります。
結婚式費用の平均は、300万円前後です。招待人数や会場(レストラン・ゲストハウス・ホテルなど)、結婚式のスタイル(チャペル式・神前式など)などによって、費用は大きく変わります。
結婚式費用は、一般的に招待人数に比例して増える傾向です。費用の中でも、変動費である料理代や飲食代が高くなります。一概にいくらかかるとは言い切れないため、あくまで目安として捉えましょう。
結婚式の費用内訳
結婚式には具体的に以下のような費用が発生します。
・ 挙式料(チャペル式・神前式)
・ 宴会場使用料
・ 控室料(親族控室・ブライズルーム)
・ 料理、飲食代(フリードリンク・乾杯ドリンク)
・ ウェディングケーキ代(入刀用ケーキ)
・ 新郎新婦衣装代
・ 親族の衣装代
・ 美容代(エステ・ヘアメイク)
・ 写真、ムービー代(当日の撮影・前撮り)
・ 演出代(音響・照明・プロフィールムービー上映・エンドロール上映)
・ 装花代(メインテーブル・ゲストテーブル・ドレスブーケ・贈呈用花束)
・ ペーパーアイテム代(招待状・メニュー表・席札)
・ 引き出物・引き菓子代(プチギフト・縁起物)
・ 司会
・ 介添料
・ 持ち込み料
・ サービス代
・ 宿泊代
・ お車代 など
2.考えておきたい結婚式以外の費用
結婚式前後には、さまざまなイベントが控えています。具体的な費用は以下の通りです。
・ 結納費用(食事代・結納金・会場代)
・ 結婚、婚約指輪とお返しの費用
・ 新婚旅行代
・ 引っ越し代
結納をしなかったり、新婚旅行は国内にしたりと、カップルによってお金のかけ方は異なります。結婚式の金額なども踏まえて、2人で話し合って使い道を決めましょう。
3.結婚式の費用はどう賄う?もらえるお金について
結婚するにあたり、ご祝儀や親からの援助など、もらえるお金を把握することが大切です。もらえるお金の目安が分かれば、安心材料になるかもしれません。
会社や自治体からのお祝い金を受け取れる場合もあるため、2人で確認しながら準備を進めましょう。
【もらえるお金1】ご祝儀
結婚式では、招待客からご祝儀を頂くことが慣習です。
金額は、地域や世代によって異なりますが、基本的には親しい間柄ほど額が大きくなるでしょう。一般的な金額の目安は、以下の通りです。
・ 近い親族 5~10万円
・ 上司 3~5万円
・ 同僚や友人 3万円
ご祝儀には、「定番は3万円」「2の倍数は縁起が悪い」などの考えもあります。ただし時代とともに、ご祝儀の捉え方も変わってきました。招待客の価値観もあるため、あくまで目安として捉え、どの程度賄えるかを予測しましょう。
【もらえるお金2】親からの援助
結婚式費用や引っ越し代など、出費がかさむため、ご家族から結婚資金を頂けるのは心強いでしょう。
家庭ごとに考え方や経済状況に違いがあるため、頂けない場合もあるでしょう。援助があれば、2人で使い道などを話し合い、有意義に活用することが大切です。
【もらえるお金3】会社からのお祝い金
会社によっては、お祝い金を支給する福利厚生があります。
長年の慣習として頂けたり、会社とは別に組合から頂けたりすることもあるでしょう。支給方法は、一定額を支給する形や、勤続年数によって定められた金額を支給する形などさまざまです。
これらのお金は、自ら申し出ないと頂けない会社もあるため、しっかりと確認しましょう。就業規則を確認しても分からない場合には、先輩に聞いてみるのもひとつの手です。
4.自己負担額から考えよう!予算の計算方法とは?
実際にカップルが支払うお金は、「結婚式費用の総額-もらえるお金」です。全ての費用を2人で賄うわけではないと分かれば、安心して準備を進められるかもしれません。
結婚式費用の総額は、見積もりから算出します。変動する可能性があることも覚えておきましょう。
親からの援助や会社からのお祝い金、自治体からの補助金は予想しやすいですが、ご祝儀についてはなかなか見当が付きません。相場と招待人数から計算してみることをおすすめします。
5.結婚式の費用の分担割合はどうする?
結婚式費用の分担方法は、総額を折半したり招待人数に応じて分けたり、項目ごとに決めたりとカップルによって異なります。
スムーズに準備を進めるためにも、2人で話し合うことが大切です。ここでは、結婚式費用のよくある分担方法について紹介します。
【総額を折半する】
多くのカップルが、結婚式費用を折半しています。計算する上でイメージしやすいため、トラブルが起こりにくい方法とも言えるでしょう。
ひとつの選択肢として考えて、他の分担方法と比較しながら、ご家族とも話し合ってみることをおすすめします。
【招待人数に応じて分ける】
新郎新婦それぞれの招待人数に応じて費用を分ける方法もあります。
例えば費用が300万円で招待人数が新郎60人・新婦40人であれば、負担金額は新郎180万円・新婦120万円です。
招待人数によって変動する費用には、招待状や引き出物、料理、飲食代などがあります。ゲストが多ければご祝儀にも期待できるため、もらえるお金も踏まえて話し合ってみましょう。
【項目ごとに決める】
項目ごとに決めることも、トラブルを防ぐ上で効果的です。
例えば新郎はタキシードを出し、新婦はドレスや美容代を出します。新婦側の衣装代や美容代は新郎よりも高額になるため、新郎側は安心できるでしょう。
その上で、会場費用といった共通費用は折半します。招待状や料理、飲食代については、招待人数に応じてそれぞれで支払うのもひとつの手です。2人で十分に話し合い、納得できる方法を探しましょう。
6.結婚式費用の一般的な支払い方法と時期
結婚式費用の支払い方法には、現金、クレジットカード払い、ローン払いなどがあります。支払い時期も把握しておくことで、計画的に資金を用意できるでしょう。ここでは、結婚式費用の一般的な支払い方法と時期について紹介します。
【前払いが基本】
多くの式場では、前払いが基本です。申し込み時に手付金を支払い、結婚式の2週間~3週間前に総額から手付金を差し引いた残りの金額を支払います。
前払いのメリットは、結婚式当日に費用のことを考えずに楽しめることでしょう。ただしご祝儀を充てられないため、事前に大きな金額を用意しなければなりません。
当日払いや後払いに対応している式場もあります。当日払いや後払いでも申し込み時の手付金は必要になるため、計画的に準備を進めることが大切です。
【方法1.現金】
結婚式費用の支払い方法のひとつに、結婚式場指定の口座に振り込む現金払いがあります。
スムーズに支払いができるように、送金できる上限額をあらかじめ把握しておきましょう。式場によって支払期日は異なります。
振込期日にまとまったお金が口座からなくなっても、生活に支障を来さないかシミュレーションすることも大切です。親からの援助や会社からのお祝い金など、支払期日までに用意できるかも合わせて確認しましょう。
【方法2.クレジットカード】
クレジットカード払い対応の結婚式場もあります。
大きな費用を支払うことでポイントが貯まるため、日頃からクレジットカードを使っている方は検討してみましょう。一度の支出額を抑えたい場合にも効果的です。
ただし金利により、当初の費用以上の支払額になるため、慎重に検討することをおすすめします。クレジットカードの支払限度額も忘れずに確認しましょう。
【方法3.ローン】
ブライダルローンを組むカップルもいます。ブライダルローンとは、結婚式費用などの結婚資金に限定したローンです。
他のローンと比べると金利が低いのが特徴でしょう。結婚式費用以外には使えないため、借りすぎを防止できることもメリットです。
ただし審査に通らなければならないため、全てのカップルが利用できるとは限りません。返済が家計を圧迫しないか十分にシミュレーションして、申し込みを決めましょう。
7.結婚式費用を安く抑えるには?節約術3つ
できるだけ結婚式費用を安く抑えて、余裕のある新婚生活を送りたいと考えるカップルも多いのではないでしょうか。
自身に合った節約方法が分かれば、不安を軽減して結婚式に臨めるでしょう。ここでは、結婚式費用の節約術3つを紹介します。
【日取りや時期を選ばない】
結婚式費用は日取りや時期、時間帯などによって変動します。具体的には、仏滅や平日、夜がお安くなる傾向です。
季節で見ると、夏冬であれば金額を抑えられるでしょう。日取りや時期にこだわらず選択肢を幅広くすることで、予算内のプランを見つけられるかもしれません。
招待客が来やすい日程や過ごしやすい時間帯も踏まえて、2人で話し合ってみましょう。
【アイテムを手作りして持ち込む】
最近では、招待状やブーケなどをDIYして持ち込むカップルもいます。
手作りすることで、新郎新婦ならではの世界にひとつだけの結婚式を作り上げられるでしょう。時間はかかりますが、作成する楽しさを味わえるのもDIYの良さです。
場合によっては、持ち込み料が発生します。結婚式場で用意してもらう場合と持ち込む場合の費用を比較して、DIYの予算を決めてみましょう。
【費用をこまめに確認する】
準備を進めていくうちに、ドレスや食事などへの希望が増えるかもしれません。予算をオーバーすることもあるため、費用は変動すると考えるほうがよいでしょう。
ウェディングフェアなどの見積もりでは、一般的にスタンダードなプランが適用されます。低く見積もりされるケースが多いため、費用が発生したら随時確認することが大切です。
8.結婚式費用を知って安心して結婚式の日を迎えよう
結婚式費用は、招待人数や会場、新郎新婦の希望などによって大きく変わります。
もらえるお金や支払いタイミングなどを知り、計画的に準備を進め、お得な時期を検討したりアイテムを手作りしたりしましょう。
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