2022年04月20日
結婚式の花嫁ネイルはどうする?基礎知識&デザイン例10選を紹介!
人生の一大イベントである結婚式では、ドレスやヘアセットだけでなくネイルにもこだわって、頭から指先までとびきり美しく仕上げたいものです。指輪の交換やキャンドルサービスなど手元に視線が集まる場面が多く、写真にも残るため、普段はネイルをしない方も結婚式ではしてみたいと考えるのではないでしょうか。
しかし、どのようなデザインがふさわしいのか、何日前にすればよいのかなど、さまざまな疑問や悩みが出てくるでしょう。そこでこの記事では、ネイルの基礎知識を解説したうえで、おすすめのデザイン例10選をご紹介します。
目次 [非表示]
【結婚式】花嫁ネイルの種類と基本
一口にネイルといっても「ジェルネイル」「マニキュア」「スカルプチュア」「ネイルチップ」「ネイルシール」と、さまざまな種類があります。デザインのイメージを考える前に、まずはネイルの基礎知識を把握しておきましょう。ここでは、それぞれの種類の特徴を紹介します。
ジェルネイル
ジェルネイルとは、ジェル状の樹脂を爪に塗り、専用のLEDライトやUVライトをあてて硬化させるものです。現在のネイルサロンではこのジェルネイルが主流となっています。デザインのバリエーションが豊富で、ぷっくりと艶やかな質感が楽しめるのが特徴です。比較的長持ちしますが、自爪が伸びてくると根本の隙間が目立ち始めます。
【ジェルネイルの特徴】
- ・3週間~4週間程度もつ
- ・施術時間は60分程度
- ・オフはネイルサロンを利用するのがおすすめ
(自分でもできるが、時間がかかったり爪を傷めたりする可能性があるため)
マニキュア
マニキュアはドラックストアやコンビニで手に入り、手軽にセルフネイルが楽しめます。費用はセルフネイルなら1,000円〜2,000円程度、ネイルサロンなら2,000〜5,000円程度が相場です。
マニキュアは簡単に塗れる反面、ジェルネイルに比べてもちが悪くなる傾向にあります。特に爪の先端からはがれてくることが多いため、セルフネイルに挑戦する場合は爪の先端の裏側にもマニキュアを塗ってしっかりと保護しましょう。
【マニキュアの特徴】
- ・費用が安い
- ・自分でも手軽にできる
- ・自分で簡単にオフできる
スカルプチュア
スカルプチュアとは、アクリル樹脂を使った人口爪を自爪にのせるものです。ジェルネイルよりも強度があり、簡単には折れないため、長さを出したい場合や細くてシャープなデザインにしたい場合に適しています。スカルプチュアは自爪との密着度が高く、厚みもあることから、オフの作業はネイルサロンに依頼するのがおすすめです。
【スカルプチュアの特徴】
- ・長さが出せる
- ・3週間~4週間程度もつ
- ・施術時間は120分~180分時間程度
- ・オフはネイルサロンを利用するのがおすすめ
(自分でもできるが、時間がかかったり爪を傷めたりする可能性があるため)
ネイルチップ
ネイルチップは両面テープや接着剤を使って装着する人工爪のことをいいます。簡単につけ外しができるため、お色直しの際に衣裳に合わせてつけ替えられるのがうれしいポイントです。ネイルチップの調達方法は、市販のものを購入する他に、ネイルサロンで自分の爪の形に合わせたオーダーメイドチップを作ってもらうという手もあります。
【ネイルチップの特徴】
- ・つけ外しが簡単
- ・お色直しに合わせて気軽にデザインを変えられる
- ・オーダーメイドすることで自分の爪に合ったチップが手に入る
ネイルシール
ネイルシールには、デコレーションに使えるワンポイントタイプと爪全体をカバーするラップタイプがあり、どちらも気軽に本格的なネイルアートを楽しめるのが魅力です。また、ラップタイプには貼るだけのものと自然光やUVライトにあてて硬化させるものがあります。
【ネイルシールの特徴】
- ・ネイルサロンに行くよりも費用が抑えられる
- ・自分で手軽につけ外しができる
- ・商品によって、1日程度もつものや2週間程度もつものなどさまざま
結婚式で花嫁がネイルをしないのはあり?
結婚式では「必ずしもネイルをするべき」という決まりはありません。ネイルをするかしないかは、自分の好みに合わせて判断しましょう。
もし「仕事の関係で次の日絶対にオフしないといけない」とネイルを諦めかけているなら、すぐに取り外せるネイルチップやネイルシールの使用を検討してみるのがおすすめです。ネイルの種類をうまく選べば諦める必要はなくなります。
【結婚式】花嫁ネイルはいつごろ何日前にする?
比較的持ちのよいジェルネイルやスカルプチュアは、結婚式の1週間くらい前にしても問題ないでしょう。しかし、あまり早いタイミングにすると、結婚式当日には爪の根本が伸びて見栄えが悪くなってしまいます。マニキュアやネイルシール、ネイルチップは日常のちょっとした刺激でも取れることがあるため、できるだけ結婚式の直前にするのが正解です。
- ・ジェルネイル……1週間前~前日
- ・スカルプチュア……1週間前~前日
- ・マニキュア……2日前~前日
- ・ネイルシール……2日前~前日
- ・ネイルチップ……結婚式当日
【結婚式】花嫁ネイルのデザインの選び方
ネイルのデザインは実に多種多様です。「すてきなネイルがしたいけど、何を基準にデザインや色を選べばよいのか分からない」と迷っている方も多いのではないでしょうか。以下では、結婚式に合うネイルデザインの決め方のポイントを紹介します。
ドレスやブーケの色に合わせる
ネイルのデザインは、衣裳やブーケとトータルコーディネートで考えるのがおすすめです。同系色にまとめることで、統一感が出て洗練された雰囲気になります。
ネイル全面をドレスやブーケと同じ色にしてもよいですし、ワンポイントとしてさりげなくリンクさせるのもおしゃれです。全体のバランスを見ながら、ちぐはぐにならないデザインを選びましょう。
指輪のデザインに合わせる
「指輪の美しさを引き立てるネイルはどれか」という基準でデザインを選ぶのもひとつの手です。例えばダイヤモンド付きの華やかな指輪なら、ネイルはホワイト系でなるべくシンプルに仕上げ、薬指だけにストーンを乗せて指輪の輝きを引き立ててみるのはいかがでしょうか。イエローゴールドの指輪ならヌーディーな色味、プラチナリングならホワイト系やブルー系がマッチします。
【結婚式】花嫁を引き立てるネイルデザイン10選
ここからは結婚式の花嫁ネイルにおすすめのデザイン10選を紹介し、それぞれの魅力や特徴、人気の理由を解説します。衣裳・ブーケ・結婚指輪とのバランスを考えながら、好みの雰囲気に合ったネイルデザインがあるかどうか確認してみましょう。
ヌーディーネイル
肌なじみのよいベージュ系をベースにしたヌーディーネイルは、どのような衣裳にも合いやすく定番的に人気です。大人の上品さを引き立て、指がすらりと細長く見える効果も期待できます。シンプルにワンカラーで仕上げるだけでなく、濃さの異なるヌーディーカラーを指ごとに変えて塗ったり、ストーンやパールをのせて華やかさを表現するのもおすすめです。
ホワイト系ネイル
ホワイト系ネイルは、清らかな花嫁の美しさを引き出します。ウエディングドレスに限らず、どんなデザインのカラードレスにもマッチするのがポイントです。
同じ白でも、透け感のない真っ白と濃淡のあるグラデーションでは手元の印象がかなり変わります。好みの雰囲気に合わせて、ストーンやレース、フラワーなどワンポイントのデザインにこだわるのもおすすめです。
ピンク系ネイル
女性らしさを高めるピンク系のネイルは、可憐でやわらかな雰囲気を演出したい方にぴったりです。落ち着きのある薄めのピンクは、衣裳のカラーやデザインを選ばず、指輪の美しさも引き立てるでしょう。
鮮やかなピンクのカラードレスを着る場合は、ネイルもビビッドピンクを選ぶと統一感が出ます。「ナチュラルで落ち着いた雰囲気」「ガーリーでポップな感じ」など、色味のトーンによって仕上がりの印象はさまざまです。
ブルー系ネイル
ブルー系ネイルはさわやかで清楚な印象を与えます。一口にブルー系といっても、ターコイズブルーやティファニーブルー、くすみブルー、ネイビーなどバリエーションが豊富です。
ヨーロッパでは「Something4」と呼ばれるおまじないがあり、「何か古いもの」「何か新しいもの」「何か借りたもの」「何か青いもの」の4つのアイテムを結婚式で身につけると一生幸せな結婚生活が送れるといわれています。この伝統にあやかって、「何か青いもの」をネイルで取り入れる花嫁も多いようです。
カラフル系ネイル
複数の色を重ねたグラデーションネイルや、指ごとに色を変えたデザインなど、たくさんの色を使ったカラフルなネイルも人気です。色とりどりのデザインは特別感があり、ハッピーでワクワクした気分になります。普段はあまりネイルをしない方も、せっかくの結婚式には思い切って色彩豊かなカラフル系ネイルに挑戦してみるのはいかがでしょうか。
フレンチネイル
爪先の曲線を縁取るように色をのせるフレンチネイルは、シンプルで上品な仕上がりが魅力です。どんな衣裳や指輪にも合い、女性らしく清潔感のある手元に見えます。
ラメやストーンをのせてアクセントにすれば、結婚式に映える華やかな雰囲気になるでしょう。根本がクリアなため、多少爪が伸びても目立たないのがうれしいポイントです。
フラワーネイル
花をモチーフにしたフラワーネイルは、フェミニンで繊細な美しさが特徴です。大きな花びらをアクセントにしたものや、小花柄を描いたキュートなもの、さらにはネイル用の押し花を埋め込んだデザインもあります。
花の絵柄・色は、当日に使用するブーケや季節の花をモチーフにするとおしゃれです。細かな部分にまでこだわりが感じられる洗練されたネイルに仕上がります。
キラキラゴージャスネイル
ラグジュアリーな雰囲気が好みの方は、ストーンやラメ、ゴールド系・シルバー系のパーツをたくさんのせて、輝きのある指先を作るのはいかがでしょうか。ベースカラーがヌーディー系や透明感のあるホワイト系・ピンク系であれば、派手になりすぎず上品に仕上がります。全ての指をキラキラさせるのではなく、ストーンやラメをのせる指を数本に限定して、ゴージャスさにメリハリを出すのもおすすめです。
和柄ネイル
和装で結婚式を挙げる場合は、白無垢や色打掛に合う和モチーフのネイルを選んでみましょう。ベースには縁起のよい紅白カラーを採用し、細いラインで水引を表現したり金箔をあしらったり、花や手毬を描いたりすることで和の雰囲気が演出できます。お色直しでドレスを着る場合は、シンプルなベースカラーを選び、金箔や花柄といった洋装にも合うデザインをほどこすのがおすすめです。
新郎新婦ネイル
新郎新婦ネイルとは、新郎新婦の似顔絵やドレス・タキシード、白無垢・羽織袴を描いたデザインのことをいいます。王道デザインより個性的でおしゃれなネイルが好みの方にぴったりです。忘れられない特別な思い出になるでしょう。新郎新婦を描く指以外はシンプルなデザインにすることで、新郎新婦アートのかわいらしさが際立ちます。
結婚式はおしゃれな花嫁ネイルで指先まで美しく魅せよう
何かと手元に視線が集まるシーンが多い結婚式では、ネイルにこだわり、指先まで抜かりなくきれいにしておくことが大切です。自分に合ったネイルの種類を選び、ドレスやブーケ、結婚指輪の雰囲気を考慮しながらデザインを決めましょう。
結婚式の準備はワクワクすると同時に、疑問や悩みなどさまざまな不安がつきものです。ブラナビ+では天神・博多・久留米・小倉に相談カウンターを設置し、無料で結婚式準備のご相談を承っております。少しでも不安がある方は、お気軽にお越しください。
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